スタジオができるまで

スタジオ作り「Boy’s room」

ahahadome

2017年5月19日。

メインとなるスタジオ部分、電気工事がまだ途中でしたが、

一角だけ作業許可をいただいたので、

試しに壁紙を貼ってみることに。

人生初の壁紙貼り。

始まってすぐ、生のり付の壁紙が思いのほか重くて焦った。

早く貼り付けないと破れてしまいそうで、

壁にベンっと貼るのですが、ずれてずれて何度もやり直し。

そうこうしてるうちに、ついに握りしめていた端の部分を破ってしまいます。

あえなく戦線離脱。

一気に巨大面積を貼るのは難しい、と学んだ初日でした。

まっすぐ貼れた後は空気を抜きながら、

何度も何度も壁紙を撫でます。


この元の壁が木目になっているので

隙間に空気がはいって一段と難しい。

平らな壁ならもう少しやりやすそうなのですが、

そんな事は言ってられません。

時間はかかりましたが、無事になんとか貼れたところに

学校帰りのtenくん登場。

こちらのエリアの名前は「ボーイズルーム」。

ボーイッシュスタイルに似合う元気いっぱいのイメージで考えました。

tenくんが座ってくれるだけでワクワクしました。




5月22日。

壁紙貼りは側面だけでなく、天井にも続きます。

側面よりまた一段と難しいのと、

めっちゃ首がしんどい。

時間がかかればかかるほど、疲労がかさみ危険でした。



翌5月23日。

座って作業が出来るゾーンは余裕。

壁紙貼りも大分と慣れてきました。


5月27日。

床に敷くマットが届いて貼り合わせ。

あざやかなライムイエロー。

この会館に元々あった大きなステージを、

そのままスタジオに活用することに。



細かい箇所の補修も詰めていきます。

6月13日。

窓枠カーテン設置。

この頃には自宅に帰ってからは慣れないミシン作業もこなすようになり、

家で仕上げたクッションやおもちゃ箱をブースに設置しました。

そして6月14日。

何とか完成までたどり着きました。

男の子ママがよく、

「女の子はかわいい服があっていいよなー」っていうのを聞いてきた私は、

その度に男の子の服もかわいいけどなぁって思ってて、

あえて男の子デザインの可愛さを主張していきたいと考えたのがブース作りのきっかけでした。

遊ぶためだけに作られたような部屋。

正式名称は「Boy’s room」です。

2017年オープンから約1年と少しの間、カジュアル撮影や入学フォトで活躍しました。


オーバーオールで作業するKo.Dさんにもよく似合っていました。

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